万九千神社・立虫神社

神在祭を終えた神々の神宴と出発の地

出雲では、毎年旧暦10月の神在月に全国から参集される八百万神をお迎えして、出雲大社をはじめ日御碕神社や神魂神社、佐太神社など複数の神社で神在祭が行なわれます。
万九千(まんくせん)神社でも、旧暦の17日から26日まで神在祭が齋行されます。また万九千神社では、旧暦10月1日から神等去出祭の翌日27日までの期間、明年の吉兆を占う「神在みくじ」が行われます。

そして各地で神在祭を終えられた神々は、最後に万九千神社へお立ち寄りになり、神議り(かむはかり)と神宴(直会/なおらえ)を催された後、旧暦26日にここから旅立ち(神等去出/からさで)されるといわれています。

神等去出祭は、まず26日夕刻に宮司家伝来の神楽とともに、お清めのため忌み火で湯釜を沸かして湯立神事が行われます。続いて宮司が幣殿の戸を梅の小枝で「お立ち」と三度唱えながら叩き、八百万の神々に出雲からの出発の時が来たことをお知らせします。これが神等去出神事と呼ばれています。

万九千神社は通常の神社と異なって本殿がなく、拝殿背後の磐座を拝する形となっています。
ご祭神は櫛御気奴命、大穴牟遅命、少彦名命の三柱。
境内には、ご祭神の大穴牟遅命(大国主命)を助けた、ねずみの石像がたくさんあります。

また境内には、立虫神社(たちむしじんじゃ)もあります。
元々斐伊川の中州にあり、地元の氏神・鎮守の神として崇敬されていましたが、江戸時代に斐伊川の洪水の影響から、万九千神社の境内に移されました。

住所 島根県出雲市斐川町併川258
お問合せ先 TEL:0853-72-9412
営業時間 9:00~17:00(社務所)
駐車場 あり(無料)
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