ぜんざいは神在月にちなむ出雲発祥の和スイーツ

ぜんざい

ぜんざいは出雲が発祥の地だといわれています。
旧暦の10月を全国的には神無月といいますが、出雲地方では神在月と呼ばれます。
全国から八百万の神々が出雲に集まり、世の中の様々な事柄について神議りが行われるからです。
実はぜんざいは、その神在月にちなむ食べ物がルーツなんです。

神在月にふるまわれた神在餅がルーツ

ちなみに「祇園物語」には次のような記述があるそうです。
「出雲國に神在もちいと申事あり。京にてぜんざいもちいと申ハ。これを申あやまるにや。10月にハ日本國の諸神ミな出雲國にあつまり玉ふゆへに。神在と申なり。その祭に赤豆をにて汁をおほくし。すこし餅を入まいらせ節々まつり候を。神在もちい申よし。」

出雲ぜんざいを味わう

■住所:島根県出雲市大社町杵築南
■問合せ:0853-53-2298(神門通り観光案内所)