VIVANT 続編を大胆に予想・考察してみる!

VIVANT イメージ

あの大ヒットドラマ『VIVANT』の続編が発表されました。
公開は2026年夏とのことなのですが、それまで待ちきれないので、公式的に発表されている情報から、続編のストーリーを予想してみたいと思います。
とはいえ、そんなに考察が得意なわけでもないので、ここはAI(Gemini)さんの力も借りつつ頭を絞ってみました(笑)
信じるか信じないかは、あなた次第…ということで。

ストーリー予想「新たな国際的陰謀と過去の因縁」

『VIVANT』公式SNSに、続編のヒントと思える何点かの意味深な画像がアップされています。
最初の画像は、アゼルバイジャンにあるシェキの隊商宿ではないかと言われ、2番目は謎の難破船、そして3番目は怪しい男2人(「寒山と拾得」ではないかと思われます)が描かれた水墨画。
3番目の水墨画の下方には、島根県の奥出雲、雲南、安来、出雲、松江といった地名も書かれていました。
このような情報から、以下のような舞台や物語の展開が推測されます。

アゼルバイジャン


バクー旧市街

アゼルバイジャン バクー旧市街
アゼルバイジャンでは首都バクーの旧市街でも撮影がされると思われます。
世界遺産にも登録されている旧市街は、石畳の細い路地が入り組みまるで迷路のよう。敵と味方の逃走劇のようなシーンにもぴったりです。

謎の難破船

2番目に公開された写真は、海に半分沈みかけた難破船のようですが、これはタイの海(タイ南部のリゾート地サムイ島?)ではないかといわれています。
公式Instagramの画像の背景には、『Father’s Land』という音源が流れており、乃木憂助の父親であるノゴーン・ベキが生き延びて逃れた先ではないか、という推測もあります。

難破船は、語られない過去や隠された真実を象徴している可能性があります。これは、乃木(あるいは他の登場人物)の過去の任務や、謎の組織が関与した事件の証拠が隠されている場所かもしれません。前作で乃木の父親が関わっていた秘密など、過去の因縁が深く関わってくる可能性も。

「寒山と拾得」の絵が示すテーマ

鬼の舌震
3番目に公開されたのは、「寒山(かんざん)と拾得(じっとく)」の水墨画のようです。
そして絵の下の方には「奥出雲・雲南・安来・出雲・松江」という島根県の地名が!

寒山と拾得: 中国唐代の伝説的な詩僧で、奇行で知られながらも深い哲学を持つ人物として描かれます。彼らはしばしば、狂気と智慧、俗世と超越、あるいは友情や理解し合う関係の象徴として描かれます。

内面の葛藤と対立: 乃木の内面に存在する「F」との関係や、乃木自身の正義と使命、あるいは過去のトラウマとの向き合い方を象徴するかもしれません。寒山と拾得のように、乃木の中に二面性、あるいは矛盾する感情や思想が同居していることを示唆している可能性。

「寒山と拾得」の絵が乃木と「F」の関係を象徴しているとすれば、その絵に島根県の地名が書かれていたことを合わせて考えると、島根県を舞台に描かれるのは、幼少期のトラウマから生まれた「F」とのエピソード部分だと考えられます。
前作の第6話で、乃木は幼少期に児童養護施設でいじめに遭い、その辛い環境の中で生き延びるために「F」が誕生したことが判明しました。

続編のメインストーリーは海外が舞台ですが、「F」も前作より多く登場すると言われています。
乃木の過去や父親との関係などが、島根県を舞台に解き明かされ、表に見えない精神面の物語として重要な役割を果たすのではないかと考えられます。

個人的には「F」は「Friend」「Father」「Family」の略ではないかと思っていますが、果たしてどうでしょう。


島根県(奥出雲、雲南、安来、出雲、松江など)

櫻井家住宅
以上のことから、前作で乃木のルーツとして深く描かれた島根県は、続編でもバックストーリーとして、重要な役割を果たすことになるでしょう。

乃木の「家」: 前作で乃木家は日本のタタラ製鉄と深く関わっていました。タタラ製鉄は「砂鉄」と「火」が重要な役割をしますが、アゼルバイジャンは石油や天然ガス等の資源が豊富なことや、ゾロアスター教の信仰から「火の国」と呼ばれており、シンボリックなつながりを感じさせます。
乃木の知られざる過去や、乃木家が関わってきた秘密の歴史が描かれる可能性があり、また日本の伝統文化・技術が、エネルギー・資源をめぐる国際的な陰謀と結びつく(?)のかもしれません。

日本の防衛・情報機関の拠点: 島根に、表向きは目立たないが実は日本の情報機関や防衛組織の秘密の施設がある、といった設定も考えられます。乃木の父親の過去が、物語の背景に深く関わってくるような気もします。

歴史と神話の融合: 出雲大社など、島根には古来からの神話や伝承が息づいています。これらが物語の伏線や、登場人物の行動原理に影響を与える可能性も否定できません。

続編の台本を読んだ堺雅人は「神話の登場人物を生きている感じ。」と語っています。
また、海外ロケ地について福澤監督は「日本人はよく知らない、面白い神話のある国に行きます。」と語っており、島根の神話とアゼルバイジャンの神話がリンクするような展開も考えられます。

岩村城下町(岐阜県)

岩村城下町
岐阜県恵那市の岩村城下町と思われる画像のポストもありました。
岩村町は三万石の城下町として、戦国時代から続く情緒あふれる風景が残っています。
島根は乃木のルーツとして描かれていますが、岩村町は別の主要人物に関連する場所として登場するのではないでしょうか。岩村城下町は「女城主の里」として有名ですから、例えば柚木薫(二階堂ふみ)のルーツとか…(?)


予測されるストーリー展開の例

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アゼルバイジャンでの国際テロ事件: 何らかの資源(例えば、新たなエネルギー源や希少鉱物)を巡る国際的な争いが激化し、アゼルバイジャンで大規模なテロ事件が発生。乃木や別班は、その裏にいる国際的な黒幕を追うことになる。

難破船からの発見: テロ事件の調査を進める中で、タイ沖の廃船から、事件と関連する重要な情報や、過去の未解決事件の証拠が発見される。これは、乃木の父親が関わった「テント」の真の目的や、別の秘密組織の存在に繋がる。

島根への回帰と過去の再調査: 発見された情報が、乃木のルーツである島根の地、特に乃木家が深く関わっていたタタラ製鉄の秘密や、古くから伝わる信仰、あるいは隠された地下組織と関係していることが判明。乃木はあらためて島根に向かい、自身の過去と向き合いながら、更に自分と父との関係についてもより深い真実を追うことになる。

「寒山と拾得」が示す心理戦: 登場人物たちが、互いの真意を探り合い、情報戦や心理戦を繰り広げる中で、「寒山と拾得」が象徴するような、一見理解不能な行動の中に真実が隠されている、といった描写がされるかもしれません。特に、乃木と新たな敵対者との間で、常識を超えた知恵比べが展開される。

これらの要素が複雑に絡み合い、前作を超える壮大なスケールと予測不能な展開が期待されます。